ルリエンマムシ (Saprinus splendens)
節足動物門 昆虫綱 鞘翅目 エンマムシ科

解説:体長5.2-7.7mm.平地にふつう.鳥獣の死体や糞に飛来して,ハエの幼虫(ウジ)を捕まえて食べる.幼虫の食性も同じで成長が極めて早く,白い膜状のマユをつくって蛹になる.土中で成虫越冬する.上翅が瑠璃色に光る美しい甲虫.大阪市内の公園では犬の糞や小鳥の死体でよくみられる.出現期は04から10月.北海道,本州,四国,九州,伊豆諸島,屋久島,琉球,台湾,中国,フィリピン,アジア大陸南部,ニューギニア,オーストラリアに分布.