ニレハムシ (Pyrrhalta maculicollis)
節足動物門 昆虫綱 鞘翅目 ハムシ科

解説:体長6.5-6.9mm.成虫は4月下旬ごろより現れ,ケヤキやニレの葉を食べ,葉に卵塊状に産卵する.幼虫は葉脈を残して食べる習性がある.土中で蛹化し羽化したあと,成虫で越冬する.黄褐色で,頭頂部,前胸の背面,上翅肩部の黒斑がある.サンゴジュハムシ(サンゴジュ,ガマズミにつく)と類似するが,やや大型で胸の模様で区別できる.出現期は04から10月.北海道,本州,四国,九州,朝鮮半島,シベリア東部,中国北部に分布.